シナリオ:佐山 操

それは冬のある日。

いつもと同じように、休日の夜を一人で過ごしていた舞人。
夜御飯を何にしよう、テレビを見るかゲームをするか…
と休日の残り時間のすごし方を逡巡していた時。

突然玄関のチャイムが鳴り響く。

特に、こんな時間に訪問する約束など誰ともしていない。
さては宗教か、新聞か。
からかって時間をつぶすか…

舞人はニヒルな笑みを浮かべながら、気を引き締める。

反応がないからか、チャイムの音は、ますます持って激しくなっていく。

簡単に身なりを整え、ドアを開ける舞人。

そこには…希望の姿があった。

まだ肌寒い冬の夕暮れ。
舞人は部屋の中に希望を招き入た。

『なにか欲しい物はない?』と唐突に話し出す希望。

適当なことを言って話をはぐらかしていると、希望は時計を見て慌てだした。
バイトの時間が来たらしい。
悲しそうな顔をしながら、希望は部屋を後にしていった。

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今のはいったいなんだったのか!?

と、疑問に思いながら腰を落ち着ける間もなく、再びチャイムがなる。
今度こそ新聞か宗教かと身構えてドアを開けると、そこには小町の姿が。

騒々しいいつものやりとりの後に部屋に迎え入れる舞人。

またもや『なにか欲しいものはないか』と聞き出そうとする小町。
ここにきてようやく舞人は、自分の誕生日が近づいている事に気づく。

そういえば誕生日なんて最近誰からも祝ってもらったことがなかったなぁ・・・
と遠い目になる。

意地悪な欲しい物リストに困り顔の小町。

その時。
自分の誕生日から約1ヶ月後に、二人の誕生日がある事を思い出す。

・・・本編へ




星崎希望:佐々留美子
(サンプルボイス:MP3形式)



雪村小町:草柳順子
(サンプルボイス:MP3形式)





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